ソリダリダード・アジアとジャパン
ソリダリダード・アジアは、バングラデシュ、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、スリランカ、タイの38のオフィスで425人以上の専門家が活動しています。
ソリダリダード・ジャパンは、小規模生産者の支援を行う他国のチームと協力して、消費者や市場への働きかけを行っています。小規模生産者が経済的・環境的にサステナブルな方法で生産し続けていくには、日本を含む消費国の市場がサステナブルな商品を求め、選び、適切な対価を支払っていく必要があるからです。
Commodities
課題
拡大する格差
アジアは2つの課題に直面しています。アジアは世界最大の中流階級人口を抱えていますが、貧困は依然として根強く残っています。世界銀行の貧困基準(改訂補足版)である1日3.20ドル未満の収入に食糧不安と脆弱性を加味すると、この地域の推定貧困率はかなり高いと言えます。一方で経済成長にともない、中間層が急拡大しており、彼らの消費増大が農業への大きな需要をもたらしています。
ソリューション
地域全体の能力と協力
ソリダリダードは、「持続可能な貿易の地域イニシアティブ」という枠組みを通じて、持続可能性に関する地域協力に重点的に取り組んできました。現在、持続可能な開発目標 (SDG) の目標達成に重点を置き、インド、インドネシア、中国で持続可能なパーム油、工業用鉱物、お茶に関する共同プログラムを推進しています。