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「持続可能なパーム油」ウェビナー
持続可能なパーム油の供給と農家の暮らしについて考える


パーム油は、世界で最も生産されている植物油ですが、原料であるアブラヤシ栽培による環境破壊や人権問題などへの懸念から、先進国企業を中心に持続可能なパーム油のサプライチェーンの構築への取り組みが広がっています。一方で、開発途上国を中心にパーム油への需要は増加しており、アブラヤシの供給拡大も課題となっています。また、アブラヤシ栽培の多くを担う小規模農家にとっては、環境や人権だけではなく、自らの生活水準の向上も持続可能性において重要な要素です。

開発途上国の小規模農家支援に取り組む国際NGOであるソリダリダードは、農家の生活水準向上と環境保全の両立を目指しアブラヤシ栽培の指導、さらに持続可能なパーム油のサプライチェーン構築に向けて搾油工場、調達企業、現地政府機関などに働きかけを行っています。

本セミナーでは持続可能なパーム油に関する認証制度の概要とともにインドネシアとマレーシアのアブラヤシ栽培の実情、欧州企業による現地での取り組み、ソリダリダードの小規模農家支援などの取組みをご紹介します。

アブラヤシ栽培農家から見た持続可能なパーム油とは何か、農家が抱える課題とは何か、農家にとって認証制度はどのような意味を持つのかなどについて知る絶好の機会と存じ上げます。ぜひご参加ください。

9月4日(月)14:00~16:00

申込リンク: https://solidaridadjp-plam1.peatix.com/

14:00  開会

 

14:03  「持続可能なパーム油をめぐる施策と企業の対応」

日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター

主任調査研究員 道田 悦代 氏

 

14:43  「ヘンケル社のサステナビリティ推進事例」

Henkel Consumer Brands Director of Sustainability

Marjon Stamsnijder氏

 

14:50  「小規模農家から見たアブラヤシ栽培と暮らしの持続可能性」

持続可能なサプライチェーン研究所代表

吉田 秀美 氏

 

15:10  「ソリダリダードの取り組み」

ソリダリダード・ジャパン事務局長

楊 殿閣

 

15:30  Q&A

 

16:00  閉会

*詳細を調整中のため、内容に変更の可能性があることをご了承ください。