活動内容

具体的に現在では、コーヒー、茶、カカオ、コットン、大豆、パーム油、皮革など11種の産業に関わり、企業の意識改革や政府への働きかけを通じて、小規模農家や加工工場・鉱山労働者の生活水準を向上させることのできるサプライチェーンの構築に尽力しています。

コーヒー

紅茶

カカオ

果物・野菜

コットン

縫製品

畜産

大豆

パーム油

サトウキビ

酪農品

養殖

鉱物

 

注力テーマ

 

デジタル革命とフェアデータ

気候変動や循環型経済などのテーマと向き合う上で、「農民とともに地域の市場をより持続可能なものへ」とすることこそが、私たちの喫緊の課題です。
現代社会において、最も価値のある商品とも言える 「データ」。農民は日々の生活の中で多くのデータを扱うと同時に、そのデータの所有者でもあります。
Solidaridadは、農業分野におけるデジタル革命を浸透させるとともに、 農民自らがデータを利用し、大規模なサプライチェーンから独立できるよう支援します。 「データの生成者が、データの所有者であるべき」というフェアデータの原則に基づいています(=生産物だけでなく、データも搾取されない)。

SDGsの達成への貢献

貧困をなくそう
飢餓をゼロに
働きがいも経済成長も
つくる責任 つかう責任
ジェンダー平等を実現しよう
や国の不平等をなくそう
パートナーシップで目標を達成しよう
気候変動に具体的な対策を
住み続けられるまちづくりを
陸の豊かさも守ろう
安全な水とトイレを世界中に
平和と公正をすべての人に

 

Solidaridad Network発
ソリダリダード・アジアやソリダリダード・ネットワークが発信した情報を紹介します。


2025年5月7日、Solidaridadは最新の報告書「Palm Oil Barometer 2025」を発表し、その公開を記念したローンチイベントを開催しました。

本報告書では、グローバルなパーム油市場の背後にある「見えにくい現実」に光を当て、サステナブルな調達の次なるステップとして「Procurement for Prosperity(繁栄のための調達)」を提案しています。

ローンチイベントでは、Solidaridadマレーシアのカントリーマネージャー、Law Chu Chien氏が現地の課題について報告しました。

主なポイントは以下の通りです:
・国際価格の変動により、小規模生産者は貧困線以下の収入に陥るリスクがある

・肥料や農薬などの農業インプットの高騰が収益を圧迫

・気候変動により農地が冠水し、一部ではアブラヤシの生産が困難に

・こうした課題を約9割の農家が自覚しているものの、十分な支援は届いていない

EUDR(EU森林破壊防止規則)が求める厳格なトレイサビリティ要件についても懸念が示されました。

複雑なサプライチェーンにおいて、地理的情報の提出などは小規模生産者にとって非現実的であり、排除のリスクを伴います。

登壇者の一人、SD Guthrie社のMark Wong氏(ダウンストリーム・サステナビリティ責任者)は、自社が小規模生産者のRSPO認証取得を支援した事例を紹介し、企業による伴走型の支援の重要性を強調しました。

一方で、近年求められるHCV地域の保全、SBTiの準拠、トレイサビリティの厳格化といった要件については、
「これらが農民や私たちにとって本当に何を意味するのか、自問している」という率直なコメントもあり、制度と現場のギャップに対する課題意識が共有されました。

報告書とイベントの詳細はプロフ欄のウェブサイトリンクから『お知らせ』をご覧ください。

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🇳🇱ソリダリダードはオランダを起源とした世界中にパートナーを持つ国際NGOです。

🇯🇵日本支部である『ソリダリダード•ジャパン』はアジアを中心に貧しい生産者の経済状況の改善など、持続可能な経済発展に取り組んでいます。
ぜひ私たちを応援してください。

@solidaridad_japan⠀
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